債務整理の相談をスムーズに!事前に準備しておくと良いものは?

弁護士や認定司法書士に債務整理の相談をする際に、自分で事前準備をしておくことでスムーズに相談ができます。時間を有効に使うためにも、的確なアドバイスを受けるためにも事前準備をしておくことをお勧めいたします。では、具体的にどのような準備をすればよいのでしょうか。

■事前に準備しておくと良いものは?

事前準備で、借金の状況や家計の収支を明らかにすることで、どの債務整理の方法がよいか、どのような手順で進めればよいかなどの判断材料になります。できる限り情報を集めておくと良いでしょう。

[借り入れ状況]

借入先・借入金額・月々の返済額を確認しておきましょう。奨学金などの支払い、勤務先や個人からの借り入れも同様です。また、既に完済している借金がある場合、「過払い金」が発生しているケースも考えられるため確認しておきましょう。

[契約書・督促状・差押え通知などの書類]

借入の契約書・カード払いの明細書・支払いの口座と引き落とし履歴が分かる銀行通帳・債権者からの督促状や差押え通知などの書類。

[税金や保険料の滞納]

税金・健康保険料・年金などは、債務整理をしても支払い義務はなくならないため、滞納している場合は滞納状況がわかる書類。

[収支の状況]

収入状況、家賃、食費、教育費、ローンの有無など、大まかでもよいので家計の状況を確認しておきましょう。

[資産状況を把握する]

自分名義の預貯金・生命保険の有無・車や住宅などの資産の状況を把握しておきましょう。

■事前準備が整わない場合は?

債務整理の事前準備は分かる範囲で留めておいて問題ありません。特に借入先が多い場合や、借り入れ年数が長期にわたっている場合は、契約時期や返済状況なども曖昧になっていることもあるかもしれません。事前準備が完璧にできていなくても債務整理の相談は可能です。

あくまで「必要な情報を揃えておくと相談がスムーズ進む」という心構えで準備を行ってください。

もし、準備に手間取ってしまい、相談時期が先延ばしになるのであれば本末転倒です。分かる範囲で準備をした上で相談をしていただくことをお勧めします。債務整理のご相談は早ければ早いほど解決への選択肢が広がります。債務整理のご相談なら、アヴァンス法務事務所にお任せください。

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